【S33 最終632位】AI作成ボスゴドラ【R1826】

【はじめに】

こんにちは、すぎと申す者です。

伝説2体環境最後のシーズンであるS33にて最終632位を取ることができました。

 

【結果】

632位(R1826)47勝17敗

 

 

なんと、この構築はAIによって作成されたものであり、おそらくAIが作った構築の中で初めて最終3桁をとれたと思うので記事を書きました。

AI「ボクノカンガエタサイキョウノコウチクダヨ」←AIもこう言っています

 

AIによる構築作成ツールを使わせていただきました → AI Team Builder

 

【構築経緯】

AIに聞いてください

AIによる構築作成ツールというものがあり、経緯は後述しますがこのAIに作成してもらった構築で今季は戦ってみようと思って組んでみました。

この構築メーカーでの組み方を紹介します。

ポケモン欄を空欄で何回か回して使いたいポケモンを決める。

② そのポケモンを選択して何回か回し、一緒に構築に組まれやすいポケモンを探す。

③ 上記を繰り返す。

④ ランクマに潜ってみて厳しいポケモンがいるようなら、そのポケモンに対して有効なポケモンを②の手順で探す

⑤ ④を繰り返して完成

↓が今回のケース

① でんきだまボスゴドラを使ってみたくなったため採用

② 麻痺と相性が良さそうなダイマエースとルギアと裏エースのザシアンを採用

③ 一緒に組まれやすく役割も持てそうなトリトドンメタモンを採用

④ 残りの1枠を色々模索し試したが、受けに役割を持てる両刀バシャーモを採用

⑤ 完成

ポケモンの調整までは教えてくれませんが、持ち物までは指定してくれるので型の方向性はわかります。細かい調整は自分でやるのがオススメですが、初心者の方はメジャーな構築から型を借りればよいのかなと思います。

 

【単体解説】

ボスゴドラ

性 格:ようき
特 性:がんじょう
努力値:177(252)-130-200-x-80-112(252)
持ち物:でんきだま
技構成:なげつける / ステルスロック / ちょうはつ / がむしゃら

役割対象

調整意図 

H…総合耐久を高めるためH振り。調整先があればD振っても良いかも

S…最速確定。麻痺した最速フェローチェまで抜ける

 

PTの起点作成担当。初手大安定マン。電気玉投げつける+頑丈の起点作成能力が本当に高く、電気or高火力かたやぶり等以外のポケモンを全て起点にすることができる。

麻痺を撒くにあたってはでんじはとの選択になるが、以下にそれぞれのメリットとデメリットを記載する。

でんじは

 メリット

 ・複数回撃てる

 ・持ち物がフリー

 デメリット

 ・じめんに無効

 ・挑発で止まる

 ・ちくでんや電気エンジンのトリガーになる

でんきだま投げつける

 メリット

 ・じめんタイプにも有効

 ・タスキを潰せる

 ・挑発で止まらない

 ・命中安定

 ・ダイアークの媒体になる

 デメリット

 ・アイテム固定

 ・はたきおとすやトリックされると麻痺に出来ない

 ・一回切り

 ・弱点保険に触ることがある

今回の構築では、環境に多くかつ初手投げされやすいランドロスのタスキを潰しつつ麻痺にしてルギアの起点に出来るよう電気玉での採用。挑発してくるイベルタルのようなポケモンでも安定して麻痺にすることができる。

技構成は、起点作成型のためステロは確定。起点づくりミラーで有利になるよう挑発と、削り+電気などへ最低限仕事ができるようがむしゃらを採用。舐めてくるホウオウを諸刃の剣で分からせたい時もあったが、技スぺが足りず残念だが断念ここ韻踏んでます)

Aは基本使わないが、DMなげつけるで黒バドを確定1発にできるためV推奨。実際には使ったことはないですが、タスキ相手に対面から勝てるようになります。

最近バンビーさんがこの型のボスゴドラの動画を上げており、本当に勘弁してほしかった。HOMEで確認していたが、でんきだま持ちの個体数が若干ですが増えていました。YouTuber怖い。

 

ルギア

性 格:おくびょう
特 性:マルチスケイル
努力値:199(140)-x-151(4)-132(172)-175(4)-169(188)
持ち物:じゃくてんほけん
技構成:エアロブラスト / だいちのちから / じこさいせい / めいそう

調整意図

HB…A182悪ウーラオスの暗黒強打をマルスケ込み2耐え

HD…C217黒バドレックスを98.83%でマルスケ込み2耐え

S…最速100族+2

本構築の絶対的エース選出率9割越え。マルスケを盾に抜群なら弱保、等倍なら耐えて瞑想の起点にする頭おかしいポケモン。1部重いポケモンはいるが、それでも回復したり積んでしまえばなんとかなったりとごまかし性能が高い。

ボスゴドラで起点を作った後瞑想を積んでいく。瞑想などの積みあいにはエアロブラストが急所に当たりやすいためかなり強い。

麻痺させたバドや悪ラオスを起点にするためテンプレ調整のCを削ってHへ振りました。

みがわりなどが欲しい場面も多かったが、抜きエースとしての運用のため鋼への打点となる大地の力は切れなかった。

ダイマックス時3連続で麻痺したのはイライラを超えて面白かった。コントローラーはぶん投げた

 

ザシアン

性 格:ふとうのけん
特 性:いじっぱり
努力値:199(252)-210(4)-136(4)-x-151(124)-184(124)
持ち物:くちたけん
技構成:きょじゅうざん / じゃれつく / でんこうせっか / インファイト

調整意図

A…メタモンに対してきょじゅうざん+石火が94.7~112.8%

HB…メタモン意識でH極振り。コピー時+2きょじゅうざん13/16耐え

HD…C252カイオーガの雨潮吹き、C202イベルタルの珠ダイバーン、C217黒バドの+1ダイホロウを14/16耐え

S…準速130族+2

 

裏エース兼スイーパー。ルギアでの取りこぼしを一掃する。ルギアで重めなゼクロムイベルタルに強い。

かなり耐久に振っているがそれでも火力は十分出る頭おかしいポケモン。当初はコピーメタモンの攻撃を耐える程度にAとBに振りつつミラー意識でSを確保していたが、黒バドやイベル対面に余裕が欲しかったためそれらをDに振りなおした。Sはダイナやダイナ抜きミラー意識で184。メタモンにはステロが入っていれば8割くらいの確率で勝てます。なお、実戦は2割を引いて負けた模様。

技構成は、きょじゅうざんは九艇としてイベルサンダーや水地面への打点になるじゃれつく、スイーパーのため電光石火、バンギや日ネク意識でインファイトを採用。

ホウオウはルギアやバシャでなんとかなるためワイボは不採用。たまに欲しくなる。

シールド民なので色違い個体です。色違いザシアンをもらえるのがシールドの長所

 

バシャーモ

性 格:むじゃき
特 性:かそく
努力値:155-172(252)-93(20)-130-81-143(236)
持ち物:いのちのたま
技構成:インファイト / じしん / ストーンエッジ / ソーラービーム

役割対象:

調整意図

A...ぶっぱ

C...DMガマゲロゲ確定1発

HB...A150ホウオウのダイジェット砂珠ダメ込み確定耐え。

S...準速90族+1。

 

受け潰しの鬼。ルギアザシアンがラキヌオーなどに受けまわされてしまいどうしたものかと悩んでいたらAIがオススメしてくれた。

受けループに入っているほとんどのポケモンに強く、見た目上はホウオウやヌオーに弱いという最高のポケモン。誘い殺し。地震はダイナ意識

当初は準速@タスキで使用していたが、S補正をかけることで環境にいるすべてのホウオウの上をとれるためむじゃきでの採用。火力確保のためいのちのたま。下降補正は調整先のないDへ。ランドロスは役割対象外のためSを90族+1まで削り、腕白ホウオウとのDMでの打ち合いを有利にするためBへ。

 

トリトドン

性 格:なまいき
特 性:よびみず
努力値218(252)-103(4)-106(140)-112(4)-127(108)-39
持ち物:オボンのみ
技構成:じしん / れいとうビーム / じこさいせい / あくび

役割対象:

調整意図

HB...特化ザシアンの+1じゃれつく確定耐え

HD...あまり

主にカイオーガ受けでの採用。ジガルデやザシアンも見たりする。ルギアやザシアンでも展開次第ではオーガを見れないこともないが、こいつがいた時の安心感は段違い。実家のソファより安心する。優秀な耐性のためクッションとしても優秀で、あくびでの対面操作も偉い。ゼクロムはラム持ちもいるので素直に殴りましょう。

 

メタモン

性 格:おだやか
特 性:かわりもの
努力値155(252)-68-68-68-100(252)-68
持ち物:きあいのタスキ
技構成:へんしん

役割対象:   

実質3体目の伝説枠。当初はスカーフ型で採用していたが、スカーフバドに対して安定するようタスキに変更。スカーフを想定したような動きをされることも多く、裏をかくような動きをすることができた。補助技持ちに化けてもある程度仕事ができるのが偉い。先制したときはさもスカーフを巻いているかのような顔をします。

 

【基本選出】

or

ボスゴドラで起点を作ってルギアで舞って全抜き、ザシアンで〆る。

このPTの軸であり、起点を作れるようであればこの選出。

バドザシなどメタモンが刺さっている場合はメタモンを出す。

 

ザシオーガやジガルデ入りにはトドン、受けル系統にはバシャを出す。

ルギアは選出率9割超え。マジの万能ポケモン

 

 

【重いポケモン

・トリル+白バド


 本当にきつい。トリル下でルギアをふっ飛ばされていななかれてしまうとザシアンでも見ることができなくなる。幸いステロが抜群のため何とかはなる。

・壁+日ネク


 メテオドライブ搭載型だとマルスケ貫通してしまうためルギアで見づらい。ルギアで削ってザシアンのインファで〆たい。

・麻痺+ジガルデ

 ザシアンやトドンで見られるし、ルギアでも何とかすることができるはず…なのだが、ルギア対面で麻痺→ダイアースでDを上げられてとぐろを積まれるとザシアンだと突破できなくなってしまう。ザシアンの後投げもしづらい。トドンはごちるで詰まされて発狂してしまう。

 

【構築作成AIを使ってみて】

最初は面白そうなものがあるから使ってみるかという興味本位からでしたが、結構面白そうな構築を組んでくれたりするのでこれで良い順位をとってみたいと思って本格的に構築作成に使用させてもらいました。

使ってみた感じですが、受けへの抜群の刺さりを見せたバシャーモなどは自分だけで構築を組んでいたら辿り着けなかったかもしれないです。また、AIには好みなどがないためフラットな視点ポケモンを勧めてもらえるのもポイントですね。とはいえ、最新の環境などはわからないため、そこは人間が補完してあげる必要がありそうです。

また、何回か回してみましたが今回のボスゴドラのようなマイナーよりなポケモンを入れてくれることもあったので使っていて楽しかったです。

今後本格的にAIがランクマ高順位を取る日も近いかも……??

 

【動画】↓実際に運用している動画になります

youtu.be

 

【さいごに】

今までランクマに対してあまり真剣に取り組まず4桁5桁は当たり前なシーズンを過ごしていましたが、長かったこのルールも最後ということで真剣に取り組んだ結果なんとか3桁を取ることができて良かったです。

 

スペシャルサンクス

構築作成AIを作ってくれたなおまるさん

なおまる (@naomaru0526) / Twitte

しょうもないツイートを、みたりいいねしてくれてるフォロワーの皆さん

底辺Youtebeでも見てくださっている視聴者の皆さん

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!これからも面白い動画や構築記事を作っていくので見てもらえると嬉しいです!!

【ポケモン剣盾】レベル技限定ルール考察【仲間大会】

【はじめに】

この度、あるセイラ(@016_nico)さんの特殊ルールの仲間大会に参加してきたので、備忘録として考察と構築記事を載せたいと思います。『禁伝・メタモン無、ダイマ有、使える技は基本技、レベル技のみ』というルールになっています。

結果ですが、なんとか1位を取ることができました。力を貸してくれたポケモンたちに感謝です。

【環境考察】

結論から述べると、受けポケモンが強いルール
理由として以下の点が挙げられます。
①サブウェポンによって役割破壊されることが少ない
②ちょうはつやみがわり、アンコールなどによって詰まされることが少ない
③強力な積みポケモンが少ないため崩されるケースが少ない

等々の理由から受けポケモンが強いと推察されます。
ただ、受けポケモン側も羽休めがタマゴ技だったり鬼火が技マシンだったりして通常であれば成立する受けが成立しなくなってしまったりするので上手くPTを組まなければならないですね。また、ダイマ有のためダイホロウやダイアークなどでの強引な崩しには警戒する必要があります。

また、再生力や悪戯心などの強力な特性やエラがみや暗黒強打などの強力な技に依存しているポケモンはある程度の強さがあります。(なお、Gダルマは技範囲狭すぎて厳しい模様・・・    )

 

【強いポケモン

以下、強そうなポケモンを雑に書き並べていきます。他にも探せば使えるポケモンはいそう

対面編

ウーラオス:暗黒強打インファ不意打ちカウンターと必要なものは覚えられる。ビルドで積みもあり。水ウーラオスも範囲は違えど似たようなもの。

ウオノラゴン:エラがみを使える。以上。
カイリュー:そこそこの技範囲と一致ダイジェット、でんじはにりゅうまい、しんそくとなんでもござれなポケモン。器用貧乏。
バンギラス:ある程度の技範囲とある程度の火力とある程度の耐久を併せ持つ。無難にチョッキあたりを持たせて強そうなポケモン

カプレヒレ:ムンフォ波乗り霧いかりとかで強そう。何が強いか断言は出来ないがそこそこ強いポケモン
メタグロス:コメパン思念アムハンで無難に強そう。補助技も高速移動や電磁浮遊、鉄壁と使い道がなくはなさそうなものを覚える。
レジエレキ:一貫性さえ作れれば最強。ボルチェンや壁がないのが少し厳しいか
ドサイドン:レベル技だけで完結しているポケモン。チョッキを着せたりして無難に強い。

ロトム:唯一の身代わり持ち。それぞれのフォルムで一致高火力技を覚えるのが偉い。電磁波祟り目もあり。

ギルガルドニダンギル:なんだかんだでレベル技だけで戦える。剣舞があるのも良き

積みポケ編

パッチラゴン:ぼくのかんがえたさいきょーわざ電撃クチバシとはりきりダイジェットを使える。炎技が欲しいところ。
ボーマンダ:一致ダイジェット+自信過剰が発動すれば誰も止められない…かもしれない。技範囲もそこまで悪くはないが技威力が足りない。

パルシェン:からやぶを覚えるさいきょーの積みポケモン。なお、後述するドヒドイデで簡単に止まります
ウルガモス:ちょうまいエース。独特の技範囲のため受け辛かったりする。岩ポケは天敵
ドラパルト:りゅうまいエース。数値は足りないが高い素早さから並耐久のポケモンであれば上からシバける。ダイホロウも強し。
ドリュウズ剣舞ダイロックですべてを置き去りにする。ダイマの恩恵を多分に受けているポケモン
ガラルファイヤー:悪巧み+2ウェポンで完結している。最期の1枠は不意打ちかこらえるか置き土産か

カミツルギ剣舞エース。とにかく火力が高く、天敵のカグヤあたりが少なそうなのも追い風。


受けポケ編

ドヒドイデ:強特性と高速再生技を両立している陰キャポケ。熱湯がないため多少は安定感に欠けるが役割遂行には問題なし。
ポリゴン2:持ち物に依存した強さで自己再生も使えるためあまり縛りで縛れていないポケモン。役割対象への打点を持ちづらいのが難点か。
クレセリアつきのひかり。PPはやや足りない。火炎玉サイコシフトで物理アタッカーを機能停止させられる。黒い霧を覚えられるかと思いきや白い霧だった。
カバルドン:ステロがないため起点作りは難しいが、あくびで積みを流しつつ物理を受けられる。後は怠けつつお祈りじわれを当てるゲーム。
カプブルル:やどりぎいかりウッドホーンふきとばしあたりで削って回復しつつサイクルを回せる。ドヒドとの相性バツグン。

ナマコブシ:みずびたし+毒による崩しと自己再生を使える。もう少し数値があればと思うポケモン

 

起点作り編

ラプラス:大正義キョダイセンリツが強い。うたうや零度、滅びなど補助技も文句無し

Rキュウコン:高いSからのオーロラベールが強い。一撃必殺技持ちなのもGood。

モロバレル:きのこのほうしの通りがあまりにも良すぎる。

 

構築記事

 

構築経緯

最初はポリドヒドを使用するつもりでいたが、あまりにもポリが役割対象に打点を持てなかったため断念。

受けができるポケモンで使えそうなポケモンを探していたところ、フリージオが役割を持てるポケモンが多そうに感じたため採用。

同じく見られる範囲が広いため対面的に役割を持ちやすく、つのドリル等でサイクルでも負荷をかけていけるチョッキドサイを採用。

また、きのこのほうしの通りが非常に良かったためモロバレルを採用。

モロバレルで作成した起点を生かせそうな積みポケモンとして強力な積み兼ダイマエースであるGファイヤーを採用。

雑に強いドヒドイデを採用。

最後に、ここまでで重い鉢巻悪ウーラオスや竜の一貫切りとしてピクシーを採用。

 

単体解説

モロバレル

性 格:図太い
特 性:さいせいりょく
努力値:HBぶっぱ
持ち物:気合いのたすき
技構成:ギガドレイン / クリアスモッグ / きのこのほうし / こうごうせい

今回の隠れ強ポケ枠。きあいのタスキを盾にほとんどのポケモンを眠らせることができる最強ポケモン。みがわりがほぼ無いため胞子の通りが死ぬほど良く、ダイマ相手にタスキで耐えて胞子で眠らせるムーブが死ぬほど強かった。何回死ぬんだよ。

レベル技で完結しており、クリアスモッグで積み対策になるのも偉い。ウーラオスやウオノラゴンなどをみるためにHBに振り、特殊AT相手に胞子を撃てるようにタスキを所持。体力を147以上残して交代すればさいせいりょくでタスキが復活するのも強い。

りんくす氏とのエキシビションマッチでは剣舞積んだドリュウズのダイアースをタスキで耐えつつ胞子で眠らせ砂ダメで落ちるという完ぺきな切り返しの起点づくりを披露。なお、その後わるだくみを積んだダイマGファイヤーがすなかきドリュに最速起きされて落とされる事件が発生。一刻も早い容疑者の逮捕を願います。

 

ガラルファイヤー

性 格:臆病
特 性:ぎゃくじょう
努力値:CSぶっぱ
持ち物:じゃくてんほけん
技構成:もえあがるいかり / ぼうふう / ふいうち / わるだくみ

特殊AT枠。モロバレルで眠らせた後に積んでダイジェットしていく。

3ウェポンでほぼ完成されており、不意打ちの枠はこらえると置き土産から選択。先制技が欲しかったため今回は不意打ちを選択。一回も打つことはなかったためどの技でも大差ないと思われる。

構築単位でカミツルギが非常に重く、このポケモンをうまく対面させてダイマ技を打ち合うしか処理ルートがなかった。ナットレイに詰まされた試合もこいつを選出していれば勝っていたのではと思っている。多分無理

 

ドヒドイデ

性 格:腕白
特 性:さいせいりょく
努力値:HBぶっぱ
持ち物:黒いヘドロ
技構成:トーチカ / じこさいせい / アクアブレイク / どくどく

普通に強い枠。サイクルをクルクル回しているだけで相手が消耗していく最強の陰キャポケモン。3ウェポンで完成されているが、使っていると熱湯の使い勝手の良さを痛感させられる。

最後の1枠を一生迷っており、大会開始直前にアクアブレイク採用の物理型を育成したがこれが良かった。他にもどくづき、どくびし、ベノムショック、ベノムトラップ、ワイドガードなどを検討したが、鋼ポケに一切の打点を持てなくなってしまうことを懸念しアクアブレイクを採用。呼ぶ地面に対しての打点になるのもGood。構築で重めなヒードランメタのためきれいな抜け殻採用も検討したが、ピンポイントメタ気味かつHD個体しか見られないため黒いヘドロでの採用。実戦でもニャイキング相手にアクアブレイクで削りきって勝利する展開があり、他の技では負けていたと感じた。

なお、理想個体が産まれたと思ったらひとでなし個体で、結局SがUの個体を妥協して使っていた。特性パッチ?知らない子ですね

 

ピクシー

性 格:図太い
特 性:マジックガード
努力値:HBぶっぱ
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ムーンフォース / アシストパワー / コスモパワー / つきのひかり

多いであろうウーラオスやドラゴン勢の対策枠。実際はほとんどウーラオスと対面しなかった。また、竜勢は氷4倍弱点のポケモンが多くフリージオで見られるため、あまり選出回数は多くはなかった。役割対象の被選出率が割と低く、選出読みあいの時点では圧はかけられていたかもしれない。

持ち物は残飯なども考えられるが、物理相手に受けるだけで削りを入れるためにゴツメを採用。

また、耐久ポケ相手にコスパ→アシパで勝てるように定数ダメを無効にするマジックガードを採用。ロイ氏とのバトルではナマコブシの急所にアシパを当てて何とか突破してくれた

 

ドサイドン

性 格:意地っ張り
特 性:ハードロック
努力値:DぶっぱHA調整
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:じしん / アームハンマー / つのドリル / アームハンマー

無難に強い枠。雑にダイマを切っても強く、特に多かったバンギ相手に強く出られる優秀なポケモン。レベル技のみで完結しており、ランクマ個体をそのまま流用した。なんの調整かはもう忘れた。

物理相手はもちろんチョッキを着せることにより特殊にも強く出ることができ、特にダイジェッター相手に安易にダイマを許さないのが良かった。

つのドリルで交代先に圧をかけたり耐久ポケを崩したりすることもできる。ここぞという時にヤドランを突破してくれたりもした。なお、その試合は最後にプレミしてTODで負けた

 

フリージオ

性 格:臆病
特 性:ふゆう
努力値:175(156) - x - 81(84) - 127(4) - 135(12) - 157(252)

↑最速、HP(16n-1)、HB-ドリュのメタルクロー確定2発、余りCD
持ち物:フィラの実
技構成:フリーズドライ / とける / じこさいせい / ぜったいれいど

間違いなく今回の大会のMVP。圧倒的選出率1位。そもそもの通りが非常によく、ランドマンダカイリューなどの氷4倍勢やウォトムレヒレ等の中火力特殊ポケ(特に水ポケ)をこいつ1体で見ることができた。上からとけるを積むことにより物理ポケをある程度見ることができ、何体かのカビゴンはこいつの前に沈んでいった。

剣舞の無いドリュに対面から勝てるように調整(そんなのほとんどいない)。とける2積みで完全に受けきれる。ダイマを切ってきた場合は、とける→ダイロック→ダイウォール→ダイロック防ぐ→ダイロック受ける→木の実で回復しダイアイスで天候書き換えで上からじこさいせいを撃てるようになり完全にいなすことができる。物理耐久の目安としてチョッキドリュに勝てるようにしており、他の物理ATにもある程度安定して圧をかけることができた。役割対象に中速ポケが多いため最速での採用。高いSから通りの良い氷技、とける、一撃必殺技、回復技を撃ち分けられるのが何より強かった。

ほとんどの試合で3回目までに零度を当ててくれる超絶自覚良個体。こいつがいなかったら1位は有り得なかった。あるセイラさんのもとで幸せに暮らしてください。

 

選出回数

フリージオ :10

ドサイドン :8

モロバレル :7

ドヒドイデ :7

ピクシー  :6

ファイヤー :4

 

まさかのフリージオが選出率No.1。それもただのNo.1ではなく出した試合ほとんどで活躍する神ポケだった。他のポケモンは使用率がばらけておりバランスの良い構築だったかなと感じる。ファイヤーはもともと誤魔化し枠で見せポケの面が強かったためこんなもんかなといったところ。

 

重いポケモン

カミツルギ → なんか対策した気がしていたが、何も出来ていなかった。Gファイヤーをうまく対面させて殴るしかない。

ナットレイ → やどりぎがないため完全に舐めていた。のろいが思いのほか強く、同じくGファイヤーで積んで殴るしかない。誰かに炎技を仕込むべきだったのか

ヒードラン → ドサイドンで見るしかなく、回復技の無いドサイドンを如何にして消耗させずに立ち回るかが勝敗に直結する。交換読み交換を何度も決めるなどリスキーな立ち回りでなんとか勝つことができて良かった。

メタグロス → 気づいたら見られるポケモンがいなくなっていた。ほうしで眠らせたり零度を当てるなりして強引に突破していた。

 

対戦動画

↓で対戦動画も公開しているので良かったら見ていってください。

全14戦を順次公開予定です。

www.youtube.com

 

まとめ

大方の予想は当たっていたが、テッカグヤランドロスが多かったりパッチラゴンがいなかったりと予想外なことも多々あった。レベル技だけで戦ってみて、タマゴ技やレコード技のありがたみに気づく良い機会だった。

 

特殊ルールの考察をするのがガチで楽しかったです。

主催してくれたあるセイラさん、参加していたみなさん、本当にありがとうございました!

 

 

冠ルールの最適解【ポリドヒドカグヤターン】

はじめに

皆さんはじめまして。四流ポケモントレーナーのすぎと申します。

前のシリーズ(冠ルール)で、強いけれどあまりランクマで活躍させてあげられなかった構築があり不憫に思っていたのですが、最近の仲間大会で使う機会があったので供養の意味も込めて記事を書きました。仲間大会はダイマ無しのため技構成や調整を一部変更しています。

実績

【最高レート19xx(206位)】シーズン20

【最高2位、最終4位】あるセイラ氏主催の70人規模の仲間大会(ダイマ無し)

 

 

構築経緯

大正義ダイジェット環境においてサンダーが圧倒的に多かったため、サンダー受けのポケモンを起点に構築を組み立て。ダイマ無しルールでも多いとか頭ヤドンになる

サンダー受けは色々なポケモンがいますが、蓄電によりでんき技を無効にしつつ回復ができ、かつ電気を受けに来る地面タイプに対して強力な打点を持てる蓄電メガネランターンを採用。

また、サンダーを強く呼びランターンとの相性が良くごまかし性能の高いやどみがカグヤを採用。やどりぎのタネで蓄電しか回復手段のないランターンの回復ソースになれるのも偉い。

サイクル適性が高く見られる範囲が広いポリドヒドを割と雑に採用。

ここまでで重いハチマキウーラオスや、面倒な耐久ポケモンを見るためにスカーフミミッキュを採用。

最期に重いポケモンが多くサイクルの選出が厳しい時のためにタスキバシャーモを採用という流れ。

 

単体解説

テッカグヤ

性 格:図太い or 臆病
特 性:ビースティングブースティング
努力値:図太いHBCDS調整(HBベース)or 臆病HBDS(BDSベース)
持ち物:たべのこし
技構成:やどりぎのたね / まもる / みがわり / エアスラッシュ

この構築の実質的なエース。電気タイプ炎タイプが複数いない場合は優先して出す。

技構成や性格、努力値配分は無限の可能性があり、色々なカグヤを使ったが正解はないように思えるほど強い型が多い。

耐久型のためやどりぎは確定として、ダイマ枯らしやこだわり技の判別のためまもるは準確定。サイクル下でのやどみがのハメ性能がやばたんなためみがわりを採用。残り1ウェポンはダイジェットの媒体となるエアスラを採用。ダイマ時でも低速やダイジェット後の中速ポケモンをひるみハメできるのが強い。ウーラオスに抜群が取れるのもGood。やどりぎ無効のナットレイへの打点のかえんほうしゃや安定した打点のヘビーボンバーも入れたいが技スペースが足りない。

Sラインも調整し甲斐のあるポケモンで、S+1でどこまで抜けるかが重要。無補正252振りで最速101族抜き調整になる。ダイマで上を取ってやどみがでハメる動きが超強力のため優先してS調整したい。S振る型であれば100族抜き、80族抜きあたりが調整ラインか。

仲間大会ではHBベースの個体を使用。Gダルマなどのそこそこ火力あるポケモンの攻撃を余裕をもって耐えるのが偉い。みがわりが攻撃を何度も耐えることも

 

ランターン

性 格:控え目
特 性:ちくでん
努力値:CぶっぱBD調整(CDベース)特化珠サンダーダイジェット最高乱数2連続以外2耐
持ち物:こだわりメガネ
技構成:10万ボルト / ハイドロポンプ / ボルトチェンジ / れいとうビーム

サンダー絶対〇すマン。最上級役割対象のサンダーがいなければ出す機会はあまりないがサンダー入りの構築ばかりのため結構活躍してくれた。かいでんぱ無効なのが地味に偉すぎる。

ランターンだからと舐めて突っ張ってくる輩が多くかなり活躍してくれた。チョッキなども考えられるが、火力が足りなさすぎるためメガネでの採用。耐久は等倍技はなんとか耐える程度。でんき技や半減技に繰り出しましょう。

電気が呼ぶ地面に対して眼鏡ドロポンというキラーウェポンで屠れる殺戮マシーン。また、重めな挑発レヒレを見られるのも評価ポイント。

構築単位で重いウーラオス用にマジカルシャインも入れたかったが枠がなかった。

 

ドヒドイデ

性 格:図太い
特 性:さいせいりょく
努力値:HBぶっぱ
持ち物:黒いヘドロ
技構成:トーチカ / じこさいせい / ねっとう / どくどく

物理受け。主にエスバウーラオス等のカグヤで見られない物理の格闘を見てくれる。ハチマキウーラオスは見てくれない。エスバのダイサイコはトーチカまもる絡めてなんとかするしかない。燃やしてほしい時に燃やしてくれる神個体。

さいせいりょくによるごまかし性能が高く、やや強引にサイクルを回しても疲弊しない点が強い。

くろいきりも技候補ではあるが、ダイマ枯らしやダルマ等のこだわりポケモンの技を判別したいことが多くトーチカを採用。また、遂行速度を速めるために毒菱ではなく毒々を採用。

仲間大会ではダイマで崩されることがないため非常に安定して役割遂行することができた。やっぱダイマって陽キャなんやなって

 

ポリゴン2

性 格:おだやか
特 性:アナライズ
努力値:HBD調整(HDベース)
持ち物:しんかのきせき
技構成:トライアタック / じこさいせい / みがわり / れいとうビーム

特殊受け。ヒードランアーゴヨンなどタイプ受けし辛い特殊ATに繰り出す。サンダー入りには基本的にランターンを出すがあまりにも刺さりが悪いときはこいつで見ることになる。数値の化け物。

物理にはあまり振ってはいないがそれでも固く、剣舞のないランドロスくらいならみることは出来る。

安定して火力を出したいためアナライズ個体を使用。たまに火力が微妙に足りずダウンロードにしておけば良かったと激しく後悔するが、ダウンロード調整している人は多いためあまり変わらないような気もする。

ミラーやどくどくなどへのメタとしてみがわりを採用。刺さるときは非常によく刺さってくれた。ウェポンもトラアタと冷Bで大体は代替できるので(←ここ面白い)物足りなさを感じたことは少ない。

仲間大会でコスモパワー6積みしたゴチルゼルのアシパをいとも簡単にいなしたときは思わず拍手しました。

 

ミミッキュ

性 格:いじっぱり
特 性:ばけのかわ
努力値:ASぶっぱ
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:じゃれつく / ゴーストダイブ / トリック / おにび

構築単位でゲロ重く個体数が増えている悪ハチマキウーラオス対策で採用。環境終盤は特に増えていたように感じる。

スカーフウオノラゴンを上からシバいたり耐久ポケにスカーフを巻いて機能停止させたりとかなりの有能。イージーウィンメーカー。俺も会社でこうなりたい。

仲間大会ではゴダをシャドクロへ変更。起点づくりや耐久型の陰キャどもを逆に起点にする疑似陽キャごっこが楽しかった。ダイマ無しゆえポリドヒドメタのウーラオスも多くこいつがMVPだった。

 

バシャーモ

性 格:いじっぱり
特 性:かそく
努力値:ASぶっぱ
持ち物:きあいのタスキ
技構成:じしん / フレアドライブ / インファイト / つるぎのまい

見たいポケモンが多すぎたりしてどうしてもサイクル選出ができない時の救世主のようなポケモン。ミミポリ2あたりと併せて対面構築のような選出をすることが多い。

タスキを盾に加速しながら剣舞を積んでいけば相手が吹っ飛んでいくようなポケモン。反面耐久は信用ならず、返す刀でやられることも多い。フレドラの反動も痛い。先制技は親の仇。優先度>>>>>越えられない壁>>>>>素早さランク補正

仲間大会の際はダイウォールができないため地震をまもるに変更して運用。ダイマに耐えられて反撃されるようなことがないので全抜きプランを通しやすかった。

 

選出

基本選出

 +

カグヤ+ポリドヒドでやどりぎと毒でダメージレースを制していく。

ポケモンごとに見たいポケモンがいるためあまりこの選出はせず、柔軟に立ち回ることが重要。

サンダー入り

+1

サンダーがいる場合は基本ランターンを選出。大体サンダー以外はカグヤ様がみられることがおおいためカグヤターン+1選出。

悪ウーラオス入り

or or 

ハチマキだとドヒドでも受からないのでミミッキュを選出。

ミミ自体はサイクル向きのポケモンではないため上手く周りのポケモンで介護してあげる必要がある。

対面選出

+1

ウーラオスサンダーウオノラゴンヒードランみたいな特定のポケモンで見たいポケモンが多くサイクルでは収集つかない場合の選出。ラスト1枠にはポリ2が入ることが多い。

 

その他

はたきおとすが強く一貫しており、誰かの持ち物を諦めてはたかせるケースが多い。しっかりと受け先を見極めれば負けに直結することは少ないが……

また、挑発持ちが非常にしんどい。幸い数の多い挑発持ちのレヒレにはランターンが強く出られるため問題はないが、他の挑発には上手くサイクルを回して対処するしかない。不意の挑発には泡を吹いて倒れるしかない。

 

さいごに

このルールがランクマッチで採用されていた時期はあまり潜れなかった(特に月末)ため、結果としては【最高レート19xx(206位)】という微妙な順位でした。なお、最終レートはお察し

ダイマ無しの70人規模の仲間大会では【最高2位、最終4位】。負けた2試合も途中まで優勢に進めてのプレミでの負けだったので構築は良かったように感じます。やっぱりダイマ無い方がサイクル戦は楽しいですね。陰キャに優しい世界。

に仲間大会の記事が長文なのが恥ずかしくて冠ルールの総括を装ってるとかではないですよ

 

思うように結果が出せない不甲斐ない僕にもついてきてくれたポケモンたちに感謝してもしきれません。涙がで、でますよ……

 

この場をお借りして生主あるセイラさんとその愉快なリスナーさん達への感謝も述べさせていただきます。

いつもありがとね!

 

駄文でお目汚ししてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。くて裏で狂喜乱舞しています。